レンズを通して見たFC町田ゼルビアのこと


by abikozelvia

JFL展望2012

JFL展望2012

いよいよ3月11日にJFLが開幕します。

と言う前に、J2が開幕して、愛媛 2-0 町田でしたけれど、あえてスルーで・・・(_ _)

ヴェルディ 2-0 松本を見に行ってきましたけれど、うーむ、まあ、こういうものかなぁ。前半はヴェルディ優勢ながら松本も効果的なカウンターを見せていて、まあまあ互角っちゃ互角だったと思うのですが、後半はなぜか松本も組み立て始めたように思われて、組み立て始めるとヴェルディに組み立て負けしてしまったかなと。前半の戦い方で、一年貫けば、それでも良いのではないかと思えましたけれど。一方で後半は松本らしさと言うべきか、ちょっと荒っぽいところが出てきてしまい、ぎりぎり踏みとどまってはいましたけれど、長いシーズンの中では、ちょっと危なっかしいかな。

ヴェルディがリードしていましたので、ラストに守り固めで深津康太選手が出てくるかと期待しましたが、出てこず残念。松本がリードされていたので、ラストに木島良輔が出てくるかと期待していたのですが、後で見たらベンチ入りもしていなかったのですね。徹也選手はフル出場。長く地域リーグやJFLでやっていた選手がJ2に出てくるのを見ると、地域リーグやJFLのレベルの高さを感じることも出来ます。

と言うことでJFLはSAGAWA SHIGA FCの優勝を熱望することとなりました(_ _) 。SAGAWA SHIGA FCで無くても良いのですが、まあここだけの話、長崎と讃岐以外のチームが優勝してほしい・・・。その一番手がSAGAWA SHIGA FCなので・・・。

おそらく、優勝争いはSAGAWA SHIGA FC、長野パルセイロ、Vファーレン長崎の争いで、ひょっとするとFC琉球が絡んでくるのかなと見ます。新加入の藤枝、Y.S.C.C、HOYOはもうちょっとかなとは思いますけれど、今年は近来にない大混戦だと見ています。過去数年の間、J2に昇格するチームが有る関係でJFLから降格するチームが少なく、実力的に厳しい状態のチームがJFLに残ってきたのですが、ここのところの撤退などで、下位のチームがかなり整理されてきました。そこへ力のあるチームが加わってきましたから、そうなると優勝争いも降格争いも大混戦で紙一重、余談の許さない戦いになるかもしれません。

逆に地域リーグの方は逆の様相かなと見ます。つまり3強+1(福島・相模原・奈良+FC鹿児島)の、割に抜けたチームの争いになりそうに思えます。過去数年間、全国に地域リーグの強豪チームが林立し、戦国自体を築いてきましたが、それら強豪チームがJFLに昇格して行き、限られたチームの戦いになりそうな気がします。と言いつつ、波乱も起きたりするのが常ですから、さてどうなりますか。

日曜日はJFLも開幕ですが、町田 - 福岡の試合も駒沢陸上で行われます。福岡 - 熊本の開幕戦の様子を見ると、福岡も強いですねぇ。町田は勝ち点1でも良いので何とか粘ってほしい。J2の中では5連勝とか10戦無敗と言ったことが難しそうですから、降格圏に低迷してしまうとなかなか抜け出せないかと思えます。引いて守れと言うつもりはありませんけれど、着実に勝ち点を積み上げてゆかないと、一気に挽回することは難しそうです。

がんばれー!
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# by abikozelvia | 2012-03-09 17:06

日本 0-1 ウズベキスタン


何で宮市を使わないんだと批判が爆発しているように思えますが、私はそう否定的ではないのです。

まず、なぜ負けたのかと言うこと。一言で言えば、「日本が強くなってきたから」だと思います。従来から、日本の課題として「個の強さ」と言われています。日本は組織はよいが、個の力が足りないので世界で戦えないと言われています。この試合では、個の力の向上ははっきり見えたと思います。香川、うまいですねぇ。長友、さすがインテルの選手という動き。岡崎、好調をアピールできましたね。内田や長谷部はチームでの不調が現れてか、いまいちでしたけれど、過去の世代とは明らかに違う、一クラスもふたクラスも上のプレーが出来ていたと思います。だから彼らは、ヨーロッパで活躍できている。

中田英寿。すごいと言います。確かにすごかったけれど、ほんとにレギュラーを取れていたのはペルージャ時代だけ。パルマでも3ヶ月くらい良い時期がありましたけれど、他のチームではベンチ入りできるか出来ないかくらいでした。実際ヨーロッパで活躍したと言えるのは小野伸二と中村俊輔くらいでしょう。小野はオランダ、俊輔はスコットランドと、Jリーグと比べてもどうかなというリーグ。しかし今の世代の選手達はドイツを中心にそれより上のリーグで活躍できるようになってきています。個の力は、明らかに上であると思います。だから、ヨーロッパに呼ばれている。

ヨーロッパで活躍しているから、練習に主力がそろわない。集まって1日か2日で試合に臨む。すると、元々日本の強みであった組織、連携には問題がある。余りよい組織が出来ない。余りよい組織が出来ないけれども個の力で勝つ、と言うほどまでには、まだそこまでの個の力ではないと言うことでしょうね。ブラジルやヨーロッパの強豪チームも、それって集まって試合するとたいした試合が出来なかったりする、それでも個の力がずば抜けているので、日本相手くらいだと勝ってしまう。日本もそこまでのスーパースターがそろえば良いのですが、まだそこまでではない。

強くなった。だから選手がヨーロッパで活躍できる。だから練習にそろわない。組織が不十分。個の力は見せつけるけれども、個の力だけで勝つほどではない。敗戦に至った。と見るわけです。やがて日本がブラジルになれるのかどうかはわかりませんけれど、強くなる過程の中では、良い選手がいるのに勝てない時期は、避けられないのだろうと思います。これが距離の近いヨーロッパの国であれば、何とか出来るかもしれませんけれど、遠い日本の選手としては、仕方のない道のりかなと思えます。

宮市。私も期待してます。使ってほしかった。でも使うチャンスは、難しかったでしょう。結論的には、スタメンで使うしかなかったのかなと思えます。ハーフナーを引っ張ったのは失敗だ。確かに、そう思いますけれど、だめと切り捨てられなかったザックの気持ちもわかる。何とか立ち直らせて使える選手にしたい。ハーフナーがだめと切り捨てて済むほど、日本の選手層は厚くないです。特に背がありますし、使える選手にしたい、育てたいという気持ちが引っ張り続けた、試合には負けましたけれど、その考えは理解できますし、私もそうしたかもしれない。藤本に代えて乾を投入した。乾は確かに良かったですよ。ただ、やはりチャンスメーカー的な良さであり、ゴールゲッターではない。乾を使って失敗だった訳ではないと言うだけの働きはしたと思いますが、1点負けているときの働きだったかなと言うと、そこには疑問も残りますね。これは、他の香川などのプレーの問題もあるでしょう。香川もドルトムントデビューの半年はダイレクトシュートが多かったと思いますが、怪我をして復帰してからはトラップすることが増えたように思えます。今回のウズベキスタン戦ではマンツーマンでマークしてくることが多かったように思えますので、トラップしていたらシュートは打てません。ゴール前は密集していましたし、トラップでかわすスペースもない。ダイレクトでないとゴールは狙えなかったと思いますし、シュートが打ててもブロックされたり。それはやはり打つタイミングが遅かったと言うことでしょう。プレミアやセリエAやリーガエスパニョーラの(上位のチーム相手で)ゴールを取るには、あるいはゴールゲッターとしてポジションを取るには、「トラップして蹴りやすいところにボールを置いてシュート」では、無理でしょうね。やはり今は、ドイツリーグ止まりなのかな。

最後は長友の負傷で駒野と交代。アクシデントですからどうしようもありませんけれど、あのタイミングでは宮市を入れても遅かったかなと思います。変えるとしたら岡崎だったのでしょうけれど、岡崎も良い動きしてましたから、負けている状況では下げにくい。3-0でリードしていたら香川と交代もあったでしょうが、あの状況では香川を下げることも出来ない。入れるとしたら4バックを一人削って投入する状況だったと思いますし、最終予選に向けて、あるいは本戦を戦う中ではそういうオプションも必要だと思いますが、これまたヨーロッパから招集して寄せ集まったチームではそこまでの対応策は練れなかった。

ずっとそれを考えていましたよ。4バックを一人削るか、ボランチを削るか、それで前に誰かを入れるか。と思っているうちに長友が足を痛めたようでしたので、どうしようもなかったですね。じゃあ長友抜きで3バックにするか。なかなかそれもねぇ。長谷部をサイドバックにして4バックを維持しながら宮市を前に。しかしそうなると宮市が生きるようなスペースはなくなるでしょうから、それこそハーフナーでもいればと言うことになっちゃうでしょうしね。

と言う訳で私の結論。問題点は多かったですが、日本が強くなってきたからこその問題点でもあり、避けて通ることの出来ない道のり。やむを得ないなと。


最終予選のシード権が言われていますが、1位がオーストラリアで、日本と韓国が2,3位を争うなら、まあどちらかと一緒になるのは仕方ないでしょうね。韓国とオーストラリアが同じ組に入ってくれることを期待したかったのでしょうけれど、ちょっと虫が良すぎるかなと思えます。ワールドカップに出て、ベスト8くらい(南アフリカがベスト16でしたから)をねらうなら、避けて通ってはいけない相手だと思います。



続いて行われたナデシコのノルウェー戦。試合としてはこちらの方がずっと上でした。前半はばらばら感が強かったですが、後半は良かったですね。中央で狭いところでパス交換をしておいて、次はサイドに展開する。サイドに展開したかと思うと中央で突破を狙う。男子の方は狭いところでパス交換をしっぱなしでしたが、女子の方はサイドに展開するための釣りで、わざと狭いところでパス交換をしていたのかもしれませんね。川澄の強引なシュートも良かった。コースが変わるラッキーさもありましたけれど、打ちに行く強引さが男子よりあります。組織の良さは日本人の特性で男女ともあるとすれば、強引さは女子の方があると思えますから、トータルしてどちらか強いのかと言えば、女子の方が男子より強くなる、のが日本人の特性かもしれませんね。
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# by abikozelvia | 2012-03-01 19:02

壬生町の陸上競技場で行われたTMへ、石堂和人選手を見に行ってきました。試合は45分x2で、石堂選手は前半のみ出場。ウーヴァは前半は濱岡、若林などが出ておらず、ポゼッションで福島に圧倒されていました。石堂選手も「さすが石堂」と思えるすごいサイドチェンジをみせて、これは1点ものと思いきや、FWが走れずにつながりませんでした。後で聞くとまだ(雪のため)練習が体育館のみなので、FWも走れないのだそうです。

前半リードした福島ですが、後半6人くらいメンバーを変えて、さらに途中でも3人くらい変えて、栃木も濱岡、若林などが出てくると後半は栃木が押し気味になり、若林と、たぶん星野の得点で逆転。結果は2-1でしたが、JFLは開幕まで3週間となってかなりできあがってきており、一方の福島は東北リーグの開幕が、たぶん4月の中旬か後半と言うこともあり、練習が体育館の中のみと言うこともあり、まだまだという状態。コンディションの差を考慮すると、福島は相当良かったと言えるでしょう。

ちなみに先週見た横河武蔵野vsY.S.C.Cの試合は「フットサル的」だなぁと思いましたが、こちらのウーヴァvs福島の試合はいかにも「サッカー」って気がしました。いや、良い悪いではないです。そんな感じがしたと言うこと。栃木も昨年に引き続いて堅守速攻若林の一発で、そのスタイルはしっかりしており、JFLリーグ戦でも昨年並みに中堅どころにはしっかり収まるのかなと思えます。


毎年激戦が繰り広げられる地域リーグ決勝大会ですが、今年は少し様変わりしていると見ています。群雄割拠の強豪チームがJFLに昇格してゆき、おそらく今年は3強+1と言う展開。3強というのは福島ユナイテッド(石堂和人)、SC相模原(中川勇人、渡辺彰宏、鈴木祐輔、斉藤広野)、奈良クラブ(李成浩、吉田智尚)であり、それに続くのがFC鹿児島と見ています。18,19日で行われた西日本社会人大会では、JFLのHOYOと奈良クラブが1-1でPK戦12-11でHOYOが勝利しましたが、互角の戦い。FC鹿児島が2-0でデッツォーラ島根を下すなどの結果が出ていますので、今の時期のプレシーズンマッチではありますが、勢力図としては3強+1と言う見方で間違いないと思います。この中から2ないし3チームがJFLに昇格する可能性が高いでしょう。

昨年の地域リーグ決勝大会ではGKの負傷で無念の敗退をした福島ですが、今年は可能性は高いと見ています。

さて、シンガポールリーグのアルビレックス新潟シンガポールに加入した山腰泰博選手。加入して1週間か10日くらいしかたっていないと思いますけれども、開幕2試合目に63分から交代出場し、1-1の同点から勝ち越しのダイビングヘッドと、FKを直接決めて3点目をゲット。翌日の現地新聞ではDeath of the dedboal (日本流なら、殺人FK! みたいな意味ですかね?)でかい見出しがついたようです。大活躍を期待してます。
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# by abikozelvia | 2012-02-20 13:53
AJUNTって何かと思いましたが、ヴェルディ調布のことみたいですね?
前半はさすがに押され気味でしたが、何とか耐えていたのですけれども、PKを取られて失点。しかし後半になるとだいぶポゼッションでも盛り返して、流れの中からきれいに決めて同点に追いつきます。しかし終了間際に抜け出されて、勝ち越されてしまいました。
DFも背中を向けていたので、単純に蹴り出してしまえば良かったのでしょうけれど、繋ごうという意識が裏目に出てしまったのかもしれませんね。まあそういう経験も良いでしょう。

これも強豪チームに良い試合が出来たと思いますし、来年度はさらに楽しみです。
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# by abikozelvia | 2012-02-12 22:31

TM 横河武蔵野 2-0 Y.S.C.C

JFL14年目の横河武蔵野と、新加入のY.S.C.Cの練習試合。試合前の様子はY.S.C.Cが気合いが入っているのに対して、横河武蔵野は余裕という調整に見えました。

試合が始まるとY.S.C.Cがポゼッションで圧倒します。6:4か、それ以上か、横河武蔵野が相手にこれだけポゼッションされることは珍しいですね。ところが横河武蔵野が決定力の高さを見せつけます。左から持ち込んで右にあげたところをダイレクトボレーでゴール。さらに右から中央に入れたところをダイレクトボレーで併せて2-0とリードを広げます。なんと、得点力不足のイメージがある横河がこの決定力。

後半になるとポゼッションは互角かな。終盤はY.S.C.Cが幾度となくゴールに迫りますが、バーに嫌われポストに嫌われ、はたまた遙か上を越えてゆき。Y.S.C.Cはショートパスを良く繋いで面白いサッカーを見せてくれるのですが、地域リーグだとこれで崩して決定機まで持って行けるところが、さすがにJFLとなるとそうはゆかず、ディフェンスではリスクを背負い、攻撃ではタイミングの遅さにつながり、結局無理にミドルを撃つしか無くなるといった様相でした。横河武蔵野の方が大人でしたかね。

Y.S.C.Cはフットサルのようなダブルタッチをしたり、足裏で持ち込んだりしていました。クラブのスクールやフットサルをやっている選手が多いのかもしれません。それもあってショートパスが多いし上手いのかもしれませんが、それをJFLレベルのサッカーに変化させるには、もう少し時間と慣れが必要かなと言う気もしました。

横河武蔵野は、この決定力の高さが本物で持続するなら、JFLでも真ん中から上にゆけそうですが、どうしても得点力不足のイメージが抜けませんし、高松健太郎もぬけ、補強もそれほどとも思えませんので、どうなのでしょうか。今日は良かったですが、このまま信じて良いのかどうかは、何とも。

Y.S.C.Cは、JFLなれに時間がかかるかもしれませんね。ただトラップなどは上手いように思えますし、パスのつなぎがはまれば見て楽しく決定力もあるサッカーが出来るのかもしれません。

開幕が楽しみです。
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# by abikozelvia | 2012-02-12 22:30