レンズを通して見たFC町田ゼルビアのこと


by abikozelvia

100億円が遊んでる

2009年8月28日 練習

ピッチの外では勝又慶典、白子哲平、蒲原達也、山腰泰博・・・
これがレアル・マドリッドなら100億円くらい遊んでいる感じですが、ゼルビアだから、たいしたことはないですね(^^;)


にもかかわらず、紅白戦はなかなかの感じ。大穴を感じさせない両チーム。トップに入った御給匠を中心に組み立てられた攻撃。サテライトに入ったブルーノも御給匠加入で火がついたのか、次第にスピードが出てきています。

本日目についたのは、ブルーノ選手がゴール左でボールを受けて、シュートの体制に入ろうとした場面。石堂和人選手がディフェンスに入ります。前に石堂和人を置いてブルーノはゴール前を正面左よりから右45度あたりまで移動しながら、最後にシュートを打っていったシーンがありました。

今までのゼルビアの選手(JFLや地域リーグでも同じですが)は、シュートを打てる体制を作ろうとしてゴール前で移動していましたが、前にディフェンスがついていれば、そんな体制が作れるはずもなく、結局シュートが打てずに後ろに戻すことがほとんどでした。これが、サポーターがいらいらする、もっとシュートを打てと言う場面な分けです。ところがブルーノ選手は、打てる体制が作れるかどうかは関係なく、打てるタイミングだけを狙っているように見えました。移動していけば、そういう一瞬の隙はできるわけで、その時にシュートをしていたように思います。体制がどうとか、コースがあいているかとか、キーパーはどうかとか関係なく、打てれば打つという姿勢を感じさせます。それがJリーグだったりヨーロッパリーグだったりするわけで、サポーターもそれを見ていて、同じことを期待しているのに、ゼルビアの選手はもう一つ余裕をほしがって、結局シュートできず。終わってみればポゼッションは上回ってもシュートは少なく相手チーム以下、なんてことになるわけで、サポーターがいらいらして「シュートを打て」と言うのはこのあたりです。

もちろん選手の皆さんは、高い意識と信念を持ってプレーしているわけで、素人意見相手にゆずれないところはあると思いますが、プロを目指すなら、お客さんが何を望んでいるかを理解して、それを実現していくことも、必要なのではないでしょうか。自分の信念だけのプレーなら、それはアマチュアがやればよいこと。プロならば、プロを目指すならば、お客さんの望むプレーをすることも必要でしょう。

まだ仮定の話ですが、来年か、再来年か、何十年後か、Jリーグに昇格して、特にJ1と対戦するようになれば、相手のFWは上記のように、一瞬のタイミングを逃さずシュートしてくるでしょう。トップの選手ともなれば、タイミングだけでもすごいシュートを打ってくるでしょう。それを意識して防ぐようなディフェンスをしてゆかないと、今のディフェンスではマークがついていてもシュートを打たれて決まってしまうことがありそうです。それはまだまだ先の話ですが、自分たち同士でそのようなシュートが打てないと、ディフェンスの練習もできないので、試合やって負け、試合やって負けの繰り返しになってしまいそうです。

ディフェンスは先の課題ですが、攻撃面は今でもできるし、うまくできなくてもやらなくては、いつまでたってもできるようになりません。Jリーグを目指し、プロサッカー選手を目指しているのですから、こういった「サポーターの望むJ基準のプレー」も、取り入れてほしいと思います。
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by abikozelvia | 2009-08-28 20:39