レンズを通して見たFC町田ゼルビアのこと


by abikozelvia

アルテ高崎 0-1 佐川印刷

アルテ高崎 0-1 佐川印刷
月曜日に浜川競技場で行われた試合を見学してきました。(見学ですよ(爆))
行きも帰りも関越は事故で大渋滞。日向は暖かくて厚着すると汗ばむほどですが、浜川の観客席は日陰で、そこへ北風が強く吹き付け、体感気温は完全に冬。試合の後、冷たくなった手の平がしびれるほどでした。



この試合、最後にハイライトが来るのですが、とりあえず序盤から。

内容的にはまあまあでしょうか。主力が抜けて、これという補強も出来ず、相当苦しいだろうと思っていたアルテ高崎ですが、思っていたよりもやります。佐川印刷の方もばらばらなところがあって、「組織だった」という感じはしないのですが、得点機に対す反応は高崎より上。そういうところは個人なのでしょうね。シュートチャンスにおけるタイミングの早さ、威力、コースなど、その当たりは個人の問題なのでしょう。

アルテ高崎は、監督インタビューで「目標は高く優勝」と言っています。ま、無理なところほど、「優勝」と言うものです。優勝候補と目されるチームの中で「優勝」と言ったのはSAGAWA SHIGA FCくらいでしょう。SAGAWA SHIGA FCは前年優勝していますから、優勝と言うしかないですが、それ以外の有力チームは、優勝とはなかなかいわない。相馬監督もそうです。自信のあるところほど発言は慎重になるものです。高崎の場合優勝はとても無理ですが、「思っていたよりおもしろい」。

ど素人のうがった見方として、フィクションのつもりで読んでください。
高崎の作戦は、セットプレーから得点をとること。しかしチーム力は高くないため、コーナーキックはあまり獲得できない。ではフリーキックを取りに行こう。そのためには?

積極的なプレスでボールをカットし、取ったら前を向いて「ドリブルで」突破する。パスじゃなくてドリブルで突破する。するとファウルをもらいやすくなる。フリーキックが取れる。

これ、見ているとなかなか楽しいです。ボールを取る、前を向く、突っ込む。わーっと、湧く。ボールを前に運ぶことが目的ならベストではないかもしれませんが、フリーキックを取ることが目的ならなかなか上手くはまっていました。またやることがシンプルなので(周りを見渡さなくて良い、とにかく前を向けばいい)、選手達は自分の能力やテクニックを自由に使ってのびのびと走れるように思いました。ボールを取った高崎の選手がすぐに前を向いてドンドン突き進む。みていて結構楽しいです。フリーキックからも、もちろんコーナーキックからも、惜しいチャンスはたくさんありました。結局得点できませんでしたけれど、かなりよい場面もあって、なかなかやるなぁと思いました。



で、ここからがこの試合のハイライト。

後半ロスタイムに入ります。佐川印刷が1点リード。ロスタイムは4分と表示されたようです(直接は見逃しました)。ところが、レフリーが引っ張る、引っ張る。まだかと思ったら7分くらい引っ張り、そして最後に「PK」です。

決まれば同点。高崎サイドが湧きます。
高崎の選手が蹴った、印刷のGKがはじいた。
印刷サイドがわーーー
と思った次の瞬間、蹴った選手が前に突っ込んでこぼれ球を頭で押し込んでネットを揺らす!! 高崎が「ゴーーーーーーール! 同点!!!」

と思っていたら、印刷の選手が喜びながら真ん中に出てきて、GKまででてきて、抱き合っています。「あれ、まだワンプレーあるんだろうから、GKまで真ん中に出て良いのか」
かたや高崎の選手は審判を囲んでいる。

なんだか訳がわかりません。どう見たって同点なのに、印刷の選手が喜び、高崎の監督は観客席に向かって「おかしいでしょ、おかしい(変)でしょ」と叫んでいます。

?????

後ろの席の人が解説してくれました。

「高崎の選手がPKをけり、GKがはじいた時点でタイムアップ。そのあとこぼれを押し込んだのはノーゴール。」

いや、ひどいです。はじいたと言っても、PKを蹴った選手が前に走り込んで頭で押し込むような位置、タイミングです。PKエリアの外まで蹴り出したとでも言うならそこでホイッスルでもわかりますけれど、GKがはじいたら笛を吹こうと待ち構えていましたね。普通PKですから、決まるのが多い。決まってホイッスルならあわてることはないので、待ち構えている必要はないのですが、はじいた瞬間に笛を吹こうと待ち構えていました。そうでなければあのタイミングで笛は吹けません。無理。かつ、全く聞こえませんでした。

また後ろの席の人が
「ルール的には問題ないですが、選手もお客さんも納得はゆかないですよね」



ひどい。ロスタイムは4分と表示されたのですから、4分で切っておけばいいのに、それを7分も引っ張ったあげくにPKで、そして・・・・。ひどいです。

JFLの公式HPではあっさりと「印刷が1-0で勝利」となっていますが、とてもとても、そんなあっさりした話ではありません。Jリーグならメディアも記事にするのに、JFLだと記事にならない(記者もいないですから)。人に知られないと改善もされません。こういう話は、伝えなくてはなりません。臭いものに蓋をするようでは、サッカーはだめになります。


サッカーはすばらしいスポーツですが、サッカーのいやなところに「審判で試合が決まってしまうことが多い」ことがあります。どんなスポーツでも、どんなレフリーでも、間違いはありますが、サッカーは1点で決まってしまうことが多いだけに、1点に絡む間違い1回で試合を壊してしまうことが多いのです。バスケットボールのように50点も100点も入るスポーツなら、審判が間違えでフリースローをとっても、それだけで試合が決定してしまうことはまれですが、サッカーは1回PKを取ったら、あるいはオフサイドを取ったり、取らなかったりで、試合が決まってしまいます。スポーツとしては、これはマイナス要素ですね。審判のミスを減らすようビデオ判定などを導入すること。これからの時代のサッカーには必要だと思います。







後ろの席の人が
「JFLに、またファンタジスタな審判が登場しちゃったよ」
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by abikozelvia | 2010-03-24 13:28