レンズを通して見たFC町田ゼルビアのこと


by abikozelvia

良い内容とは


みなさん、こんにちは。良い連休を過ごされたでしょうか。町田ファンの方は、いまいちの連休だったかもしれませんね(苦笑)。

ソニー仙台 1-0 町田ゼルビア

実は前回の記事を書いたとき、負けても1試合分は余裕があるなと思っていたのですが、そんなことを書くのは良くないかなと思って省略しておいたのですが、まさか、こんなに早く貯金をはき出してしまうとは(苦笑)。今日は苦笑ばかりですね(またしても苦笑)。

金沢が負けてくれたおかげでかろうじて4位キープしていますが、まあ仮に金沢が勝っていても5位だったので、5位でもまあまあかなと。ただこれが7位とか8位になってしまうと、勝点差は小さくても問題は大きいのです。7位で4位までの勝ち点差が1であったとしても、4,5,6の3チームが負けか引き分けててくれないと逆転できません。これか勝ち点差2の8位となると、4,5,6,7位のチームが負けてくれないと逆転できません。4,5,6,7位というのは上位です。リーグの半分より上にいるチームですから、半分くらいは勝つと考えることも出来るわけで、全部そろって負けてくれる期待値は低いのです。得失点差は大きくリードしているので引き分けでも平気かなとは思いますが、リーグも終盤戦になると大量得点の試合も出てきますから、油断は出来ません。要するに順位か下がってしまうと、勝ち点差が小さくても順位をひっくり返すのは難しくなるわけです。残り試合が少ないと危機的ですし、残り試合が多ければ町田も負けたり引き分けたりする可能性がありますから、どちらにしても順位を下げると苦しいのは同じです。

JFLの公式サイトにある戦績表、星取り表を見てください。
http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=182#star

普通はまんべんなく埋まりつつあるはずの星取り表ですが、震災のため変則開催となり、右上から左下に掛けて、空白の帯が出来ています。つまり昨年の上位と下位の対戦が残っている訳です。町田にとってはロック、ジェフ、高崎、讃岐の対戦が2試合残っており、後は栃木と武蔵野、長野にSAGAWAです。SAGAWAと長野は上位ですし、武蔵野は苦戦を強いられている相手ですが、それ以外のところは比較的楽な相手と言えるでしょう。しかし、たすき掛けに空白が出来ているということは、SAGAWAや長崎も与しやすいであろう相手が多く残っているということです。また長野の相手も、まあまあですか。SAGAWAと2試合残しているのが、どちらに転ぶかですね。町田は比較的与しやすい対戦が続くはずですが、1,2,3位のSAGAWA、長野、長崎も同じですから、上位のチームが負けこんでくれることは、あまり期待できません。しかし下は詰まってきていますので、一つ負けても順位を大きく落としてしまう危険性があります。

ここで前回の話が出てくるわけです。「だいたい勝ってる」では、4位キープは難しいと考えられます。ほとんど全部勝たなくてはならないと。学生時代の期末テストにたとえれば(苦笑)、80点取って良くできたと喜んでいたら、平均点が90点なので80点では落第だったみたいな(笑)。クラスの上位4人は特別進学コースに進めるが、80点だとそのまま普通コースにとどまってしまうというわけです。それは、あらかじめわかっていることですよと言っておきましょう。シーズンが終わって「80点だから良いかと思っていた」は通用しませんよと。あらかじめわかっていることですから。80点では落第なのだと。


内緒ですが、ホンダロックは勝ち点差2の7位です。ロックに負けて順位が下がって昇格できないなんていったら、最悪(苦笑)。


私は過去にも結果にこだわるより内容だと主張してきました。相手関係がどうあれ、残り試合は12もあります。内容より結果にこだわって、勝てば良いんだで、12試合を90点以上の成績で期末テスト、乗り切れるでしょうか。のこり1試合だったらとにかく勝ちたいでも良いかと思いますが、12試合もあったら、内容が良くないと、ほぼ全部勝ち抜くことは難しいでしょう。

そのためにはシュートです。シュートが打てる場面でパスを回すことが良い内容ではなく、そこは結果にこだわってゴールを狙い、シュートしてほしいと思います。最近の試合を見てみると
0-1で敗れた栃木戦。シュート数は12-7です。攻めている、ゲームは支配していた、と言う割には差がありません。
3-0で勝った長崎戦。シュート数は13-11です。決定力が高いとも言えますが、差は有りません。
4-0で勝ったHonda戦に至っては、11-14とシュート数では負けています。打てば良いというものではないですが、打たなければ入らない。それが出てしまったのがソニー戦で、シュート数は9-8です。互角ですよ。それで0-1で負けているなら、試合を支配していたとは言えません。打たないでパスを回すことが良い内容だとは言えないでしょう。

テレビの解説で元オリンピック代表監督、山本昌邦さんがゴールの7割はダイレクトだといっていましたけれど、そうだと思います。ゴール前で、パスしてトラップしてシュートを狙っても、なかなかゴールは生まれません。シュートすること自体が難しくなってしまいます。それはパスサッカーではない。むしろ内容は悪いと言うことでは無いでしょうか。今年のゼルビア、全体としてシュート数が少ないと思います。昨年と厳密に比較したわけではないので漠然とした印象ではありますが、もっとシュートしてほしい、もっとダイレクトで打ってほしい、と思います。


さて、栃木戦。これからの12試合はすべて天王山です。一試合も負けられないと言って過言ではありません。その中でも、1試合残しの4チームの中では、もっとも与しやすいはずなのが栃木戦。ここで負けていたらお先真っ暗。100%勝つしかありません。まずは前回もやられている若林学のヘッドをどう押さえるのか。昨年まで在籍した深津康太と今年加入の田代真一を比べると、トータルすると田代の方が貢献度は高いと思いますが、ピンポイントでマークして押さえるという点は深津康太のほうが得意としていたかもしれません。もちろん田代もそういう役割を与えれば出来ると思いますが、それでは田代の良さが生きてこない。田代の良さは活かしつつ、誰かが若林をマークして押さえきれるかどうか。その役割が誰になってどう押さえるのか。その当たりが注目かなと見ています。




町田ゼルビア試練の12番勝負。ノルマは全勝。まずは第一試合。
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by abikozelvia | 2011-09-28 21:00