レンズを通して見たFC町田ゼルビアのこと


by abikozelvia

第47回 全国社会人サッカー選手権大会 二回戦

第47回 全国社会人サッカー選手権大会 二回戦
shizuoka.藤枝MYFC 2-1 デッツォーラ島根 岐阜県飛騨市、古川ふれあい広場(人工芝)

shizuoka.藤枝MYFCに所属する齋藤貴之選手の応援に行ってきました。場所は飛騨の古川ふれあい広場。田んぼと山の間に作られた天然芝3面+人工芝1面のサッカー場です。すべて周りはネットで囲われています。田んぼにボールが飛び込んで田んぼを荒らしたり、山に飛び込んで行方不明になってしまうのを防ぐためと思われます(汗)。完全ネット越しなのですが、(ありませんが)バックスタンド側の土手から立ち見観戦すると、位置的には見やすいです。(ありませんが)メインスタンド本部席側に数十名分ですが、一般観客用としてテントと椅子も用意されていました。が、網、鉄柵、本部テントが邪魔をして観戦環境としてはかなり落第点。もっとも雨だと逃げ場になるので、たとえ見づらいとしても雨の時には助かりますね。

試合は、前半はスコアレス。藤枝は左を使わないのが得意(皮肉)なので、前半は左を余らせたまま決め手に欠きました。隠しているのかと思いきや、そうではなかったようで、後半は左も使ってこじ開けてきました。前半は藤枝ペースながらも島根もハードワークでがっつり攻めてきて、かなりやるなという印象。中国リーグ王者だけのことはあります。地域決勝でも十分戦えるでしょう。後半は藤枝が左サイドも使い始めたことで押され気味でしたが、カウンターで先制点を挙げてしまいます。さらに藤枝がラフプレーでレッドをもらい、10人に。これは苦しいかなと思ったのですが、藤枝はその後も10人であることを全く感じさせずにゲームを支配して攻め続けます。元北九州のアランを投入して攻撃の起点が出来、終了間際に2点を取って2-1と、藤枝の逆転勝利でした。勝ってしまえば強かったですが、前半は決め手に欠いて、これが地域決勝だったら相当歯がゆかったでしょう。

齋藤貴之選手、前半はボールが回ってこなくて余っていましたけれど、後半はしっかり活躍。後半は手前のサイドだったのでたっぷりみれました。藤枝の選手、全体に勢いは良いのですが、トラップがはねたりパスが不正確だったりと言うところがみられましたが、齋藤選手の落ち着いたプレーは良かったですね。絶妙のスルーパスから走り出た選手がクロスをあげたりしていました。サイドライン際に縦に長いパスを出したときも、前の選手が早い段階であきらめてしまいましたけれど、ボールは最後のほうで止まり気味に減速していましたから、勝又選手や北井選手なら追いついたかもしれません。ああいうプレーを見るとトップ下でも出来そうです。

藤枝は、昨年のカマタマーレと同じように、全社を制して地域決勝も制覇したので、同じように連覇を目指しいるそうですが、カマタマーレはカウンターサッカーでしたからね。それこそ相手が出てこなくても引いて守り、無理矢理出させておいてロングボール一本。8-0-2くらいのサッカーでしたから、負けずにトーナメントや地域決勝を戦うには向いていても、リーグ戦向きではなかったです。それに比べて藤枝の方が普通の(バランスの良い)サッカーをしていますから、カマタマーレと同じことが出来るかどうかは、どうかな。トータルでは藤枝の方が良いと思いますけれど。


その後隣の会場へ移って二試合め。FC刈谷 vs 東京23FCです。本当はここで福島ユナイテッドの石堂和人選手に会いたかったのですが、まさかの1-4で刈谷に敗戦して、あえませんでした。うわさでは、刈谷戦ではプレスが緩かったと言いますし、おそらくはベストメンバーだったと思われる天皇杯のジュビロ磐田戦から4人メンバーを変えていましたし、ちょっと、思うところのある戦いだったのかもしれませんね。

都リーグから参加の東京23FCですが、やっぱり東京23と言うのは大変なブランドなのですね。1千万の人口と3千万の商圏を持ちます。Jリーグチームが二つにJFLチームが二つくらい有っても、ほとんど誤差の範囲でしょう。元JリーガーやJFLリーガー、元町田の山下亮介選手も在籍しており、予選では関東リーグのFC KORIAを破っています。都リーグでもダントツの優勝でしたが、力は関東一部でも通用します。特に攻撃力がすごい。FC刈谷はJFLから降格しましたけれど応援は昔と変わらず熱くまとまっていました。プレースタイルもJFLでの経験を活かしたクレバーで上手なものでしたが、選手レベルとしては一段落ちていましたね。個の力ではむしろ東京23FCの方が勝っていたようです

その攻撃力が爆発したのが後半。CKからHSで先制点を挙げると、その後も山下亮介選手が左から強烈な突破を見せてクロス。それを山本孝平選手が決め2-0とリードします。刈谷も反撃に出て、あわやという場面も幾度か。ラスト5分は刈谷得意の放り込み作戦。一昨年のグリーンスタジアム刈谷で、圧倒的に支配していたにも関わらず1点しか取れず、ラストの10分間くらいだけ徹底してほおり込まれ、それを持って上がることも出来ずに引くだけ引いて、只蹴り出すだけなので全部拾われ、徹底してほおりこまれて同点に追いつかれた、あの悪夢の試合がよみがえりました。でも東京23FCはもう少しまともな対応で、取ればもって上がることもあり、カウンターも仕掛けて、きちんと時間を使ったので2-0でそのまま終了です。山下亮介選手、ポジショニングの判断などはいまいちなのか、周りから指示を受ける場面も見られましたが、身体能力はすごいですね。ああいう爆発的な突破を見せつけられてしまうと、相手も及び腰になりますね。

東京23FCのアマラオ監督は元は刈谷の監督兼選手でした。試合後、刈谷サポーターの前で頭を下げていたのが印象的でした。


翌日ですが東京23FCは三菱重工長崎を下し、ベスト4に進出。他の山の結果から地域リーグ決勝大会の出場権を獲得しました。都道府県リーグから、実力で勝って地域決勝に出るチームがあると、盛り上がりますね。ラッキーなだけではなく、地域決勝でも戦う力があると思いますし、東京のチームがJFLに入ってくれると観戦も楽になります(笑)。好結果を期待したいものです。



ところでデッツォーラ島根と言うチーム、サポーターらしき声出しはいませんでしたが、家族なのか観戦者が数十人。島根県というと鳥取県より遠いところで、松江市くらいしか思いつきませんでしたが、どうやって飛騨までくるのかな。とんでもなく遠いのかな?あ、いや、日本海側を山陰本線できて、富山から降りてくれば4~5時間で、飛騨まで比較的近いのかな、なんて思ったのが運の尽き。これがまた、、、というのは、次の話。
(ps 町田ネタではありません。)
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by abikozelvia | 2011-10-17 18:18