レンズを通して見たFC町田ゼルビアのこと


by abikozelvia

データで見る試合


長野戦の寒さで(?)、風邪を引いてしまいました。これはいかんと月曜日、早めに受診したのですが、最初にもらった抗生物質が効かず、水曜に変えてもらってようやく良くなりました。と思いきや、のどの痛みや咳が止まらず、木曜はダウン。土曜の駒沢は無理すればいけるくらいまで回復したのですが、今度は寒冒になりそうでしたので、自重。というわけでジェフ戦、横河武蔵野戦と自宅療養でした。

そこで今回はデータで見るゼルビア戦。

まず長野戦ですが、シュート数3-13でした。ゼルビアのシュート数が3本に抑えられたというのは、記憶にありません。ゼルビア史上最小、もしくは最小に近い数字でしょう。見ていた人には意外かもしれません。後半はゼルビアがポゼッションしている時間が長かったですし、長野陣内での時間も長かったですし、攻撃に費やした時間は長かったはずですが、何とシュート数は3本のみ。前半1本で後半2本。それも、前半の1本はボランチの柳崎祥兵で、後半の2本はボランチの小川巧でした。あれれ・・・と言うしかないか・・・。確かに長野陣内でボールを持っている時間は長かったけれども、シュートが打てなくて攻撃していたと言えるかと言えば、言えるかもしれず、言えないかもしれず。

数字だけ見た人は長野が町田を押さえきったと思うでしょう。見ていた人は違うと思うでしょう。でもやっぱり、数字は正直かもしれませんね。

さて、感染で観戦できなかった(失礼)ジェフ戦。シュート数26-1。ゴールキックが1-20。コーナーキックが11-0。もう圧勝ですよ。ここまで差がつくと圧倒的に押さえたと思いますけれど、得点は1-0。シュート数も、遠くから打つだけ打って数字だけ増えるという場合もありますが、全体にこれだけの差があるのですから、そんなとんでもないところから無駄うちしたシュートは、有るとしても多くはないでしょう。それなりに攻め込んで決めるつもりで打ったシュートが多かったのだろうと推測されますけれど、ゴール率は1/26でした。

考えられることは三つ。
1.チャンスと見て打ったが、技術が低くて枠を捉えきれなかった。
2.打つには打ったがタイミングを逸し、GKやDFに準備をされて防がれた。
3.それ以外

答えは、見ていない私にはわかりません。見ていた皆さんが答えを出していただきたい。もし答えが1番なら、これはもう致し方ない。技術が不足しているなら、練習して上手くならなくてはなりませんが、1日、1週間で上手くなるというものではありません。これは時間がかかります。もし答えが2番であれば、あるいは、明日にも結果を変えることが出来るかもしれません。なんとか、間に合ってほしいものです。

そして横河武蔵野戦。これまた無得点でした。シュート16本。ジェフ戦と併せれば、42本で1点ですか。その前が3本で無得点。うーむ・・・・・


10/2 0-0 栃木 0/15
10/16 2-0 ジェフ 2/14
10/23 2-1 SAGAWA 2/20
10/30 0-1 長野 0/3
11/3 1-0 ジェフ 1/26
11/5 0-0 武蔵野 0/16

10月以降の戦績と、ゴール数/シュート数です。特にここ3試合は、これはもう決定力があるとか得点力があると言える数字ではありません。得点力不足である。何かを変えねばならない。何を変えるのか。あんまり言うのもしつこいですから、これが最後。トラップせずにダイレクトで撃つ。それ以外に、今この状況を変えられるものはないと思います。


10月以降の成績を洗い出してみると、興味深い事実が出てきます。今年の特徴である前期の試合が入ってきているため、同一カードが一ヶ月以内に行われているケースが、7回もありました。

10/16 秋田2-1 びわこ
11/3 秋田1-2 びわこ

10/16 讃岐 1-0 長野
11/2 讃岐 1-2 長野

10/16 SAGAWA3-4 高崎
11/2 SAGAWA2-0 高崎

上記3対戦が1勝1敗


10/16 ロック6-1 印刷
10/26 ロック2-1 印刷

10/16 栃木 1-3 Honda
11/2 栃木 0-2 Honda

10/16 町田 2-0 ジェフ
11/3 町田 1-0 ジェフ

上記3対戦は連勝・連敗


10/15 武蔵野 0-2 松本
11/3 武蔵野 2-2 松本

これは松本の1勝1分けでした。


7回のうち、3回が1勝1敗になっており、連勝したケースは3回しか有りません。しかも、連勝、もしくは引き分けた下4つのケースも、2試合目が1試合目より得点差が小さくなっいるケースが3回。Hondaが栃木に3-1,2-0で連勝した対戦のみが同得点差であり、得点差が開いたケースは一つも有りません。一ヶ月以内の対戦ですから、チームコンディションとしては2回の中でそれほど差はないはず。たまたま出場停止があったりするかもしれませんが、4月に対戦して後期は8月に対戦してなどのように間が開いているわけではありませんので、チームとしてはおおむね同じようなコンディションで2試合を行っているはず。そして、差が縮まったり逆転されたりしている。はじめに負けた方は対策を練ってきますが、勝ったほうは作戦を変えにくいですから、こういった結果も頷けるものがあります。

ここから何が導き出せるのか。町田は讃岐、高崎、ロックと2試合ずつ残しています。一ヶ月以内に2試合を行ってこれを連勝することは、かなり難しいミッションであると言えるでしょう。しかもロックは3勝(印刷・金沢・印刷)2敗1分。讃岐は2勝(高崎・長野)2敗2分。高崎も3勝(SAGAWA・長崎・栃木)3敗と(10月以降の成績)それぞれに数字をあげてきています。

この強敵に対して、連戦の中で連勝していくためには、何かを変えねば、足りないように読み取れるわけです。得失点差のリードも頼りにはなりません。町田が10月以降、6試合で5得点なのに対し、金沢は5試合で14点。松本6試合で13点。琉球6試合で12点。ロック6試合で12点。SAGAWA 6試合で16点などの得点をあげています。リーグ終盤ともなると大量得点差も出てきます。

2008年後期17節 HondaFC 11-1 アルテ高崎
2010年前期5節 佐川印刷 8-2 MIOびわこ草津
2008年後期7節 ガイナーレ鳥取 8-1 アルテ高崎
2009年後期15節 佐川印刷 7-2 ジェフリザーブス

こんな試合もありました。得失点差を頼りにしていると、とんでもない逆転劇も起こりえます。

数字の上からは厳しい状況が見えてきます。明るい数字は、現在3位にいる。それだけかもしれません。それは大きいことですが、終わってみないと何とも言えない数字です。このままでは厳しい。何かを変えるべきだ。それが何かは、もう書きました。町田だけが苦しいわけではなく他のチームも同じように厳しい対戦が続きます。でも、このままでよいとは、思えないのです。
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by abikozelvia | 2011-11-06 17:34