レンズを通して見たFC町田ゼルビアのこと


by abikozelvia

地域リーグ決勝大会2011一次ラウンドがやってきます


あなたはどのサッカーリーグに一番興味がありますか。と聞かれれば、地域リーグ、厳密に言えば「地域リーグ決勝大会」ですと応えます。そう答えてわかる人はかなりのサッカー通かもしれませんけれども、そこが一番興味を感じるのだから仕方有りません。

選手の技術そのものはJリーグ、さらにはヨーロッパの主要リーグより低いですが、目指すサッカーはJリーグより高い気がします。Jリーグは結果にこだわりすぎ、内容なさ過ぎ。勝たなくてはしょうがないが強すぎて、90分見ていてもいまいちです。結果だけならネットでチェックしてテレビでダイジェストを見れば十分。ダイジェストが一番良いですね、結果が大切の、その結果の部分だけ選りすぐってくれますから。

まあこんな話をしていると長くなりますので、本題にゆきましょうか。今年の地域リーグ決勝大会は、12チームを3グループに分け、各グループの1位と2位の中で最上位の1チームを加えて、4チームが決勝ラウンドへ進出します。

ゼルビアが戦った当時は、16チームを4グループに分けて、各グループの1位のみが決勝に勝ち残りでしたから、若干ですが楽になりました。それ以上に楽になったのは、予選ラウンドと決勝の間に中一週空くようになったこと。町田の時は鳥取から石垣島でしたからね、鳥取で(伝説の矢崎バレンテ戦を)勝ち残って石垣島に直行、といっても、鳥取空港から羽田に戻り、那覇を経て石垣島という、直行と言えるのかって言うルートでの直行でしたけれども。実は関東リーグへの昇格をかけた関東社会人サッカー大会もずいぶん楽になったのですが、それはまた後ほど。

今回は予選が福井県のテクノポート福井、兵庫県の淡路島にあるアスパ五色、高知県の春野運動公園(もともとは宮城県を予定されていましたが、震災の影響か変更されました)と関東から見に行くにはかなり大変な場所ばかりです。

まずはテクノポート福井のAグループ。
北信越リーグ優勝・新潟県のジャパン・サッカーカレッジ(以下JSC)
関東リーグ優勝・神奈川県の横浜スポーツ&カルチャークラブ(以下Y.S.C.C)
関西リーグ2位・兵庫県のバンディオンセ加古川(以下バンディ)
東海リーグ優勝・静岡県のSizuoka.藤枝MYFC(以下藤枝)

おそらく、Y.S.C.Cと藤枝が1位抜け候補で、そこにJSCがどこまで絡めるのか、と思われます。Y.S.C.Cは関東リーグをダントツの成績で勝ち抜きました。全国どこのリーグを見ても、優勝するようなチームはれそなりに強いのですが、下位のチームとなると地方は差が大きくなり、首都圏を始め大都市圏はそれなりに層が厚く、たとえば首位と最下位の対戦でも必ず勝てるとは限りませんし、引き分けなどは十分起こりえます。そういう中でダントツで勝ち抜くには、それなりの力が必要であり、私は高く評価できるだろうと見ています。また2年連続決勝ラウンド4位という引き立て役に終わりましたので、今年はかなり本気度が高いだろうと見ています。
対抗は藤枝です。ここも昨年は昇格候補と言われながら、三洋電機洲本に大敗で、一次ラウンド敗退という波乱を起こしたチーム。しかし今年は東海リーグもぶっちぎりの優勝でしたし、より守備を整えて堅実なチームに仕上げていると思われます。元・町田の齋藤貴之選手もいるので、個人的に勝ち抜いてほしいチームです。
JSCについてはよくわかりません。死の北信越と言われた地域リーグから、松本山雅FC、長野パルセイロ、ツエーゲン金沢とJFLに昇格してしまったので、唯一残った4強の生き残り。じゃあうちも、と思っているのかいないのか、過去の全社への取り組みなどを見ても、どうもいまいちよくわからないところがあります。力的には遜色ないとは思いますが、専門学校チームなのでメンバーも大きく入れ替わりますし、どうなのでしょうか、意気込みが今ひとつわかりません。
ラストのバンディはかつての名門昇格候補のバンディオンセ神戸ですが、地域リーグ決勝大会で死のグループに割り振られ(当時は抽選ではなく密室の組み合わせ)、勝ち抜くことが出来ないうちに資金難で低迷してしまったチームです。懐かしいチームですが、今年どうなのかはよくわからない。全国社会人で出場枠が一つしか埋まらなかったために、補欠枠からの出場となりました。昨年同じように補欠枠から出たさいたまSCは大差か有りましたが、バンディはそれよりは上かなと思いますけれども、勝ち抜くほどではないか。ただし、地域リーグ決勝大会は同点の場合PK戦となり、勝つと勝ち点2、負けても勝ち点1が入る試合方式のため、引き分けPK負けで大きく運命が変わってしまう可能性もあります。ホントに予想は難しい。


Bグループは淡路島アスパ五色です。
北海道リーグ優勝・クラブフィールズ・ノルブリッツ北海道(以下北海道)
関西リーグ優勝・奈良県・奈良クラブ(以下奈良)
東北リーグ優勝・福島県、福島ユナイテッド(以下福島)
優遇措置・神奈川県、S.C.相模原(以下相模原)

今年の死のグループはと聞かれれば、ここでしょうね。まず一番手は(期待を込めて)福島としましょう。被災地福島、結局東北リーグでは最終戦で福島開催した以外は、ホームも宮城県での開催でした。東北リーグは例年グルージャ盛岡などと激戦になりますが、今年は圧倒して勝ち抜きました。昨年も長野・讃岐と同じ死のグループでしたから、2年連続で厳しい組み合わせとなりましたが、石堂和人選手も在籍していますので、何とか勝ち抜いてほしいものです。次二つ(というより福島を入れて三つどもえですが)は微妙ですが、一応奈良を二番手に。TMでは1-6と相模原に大敗した奈良ですが、関東遠征TM三連戦の3日目でしたから、あまり気にすることはないと見ています。こちらもY.S.C.C同様、レベルが高いはずの関西リーグをダントツで勝ち抜きました。吉田智尚、李成浩選手もいますし、元・山雅の三本菅選手などもおり、後ろは安定しているのではないかと思われます。
三番目にあげますが、もちろん1,2位とも紙一重なのが相模原。昨年は予選ラウンドで1勝1PK勝ち、3試合目は引き分けでも良いところを前半2点のリード。あ、もう決まったと思ったら、レノファ山口にまさかの逆転負けで予選ラウンド敗退。劇的でしたねぇ。今年は戸塚哲也を監督に迎えて準備万端かと思いきや、関東リーグ二部で躓き監督更迭。それ以降調子を上げて、最終節でエリース東京をやぶり関東に部で優勝しています。全社でも2位に入り、上り調子とも見えますが、波乱のにおいはぷんぷんするチームですから、予断は許しません。ここにも中川勇人、渡辺彰宏と元・町田の選手がいます。
北海道はリーグ的にやや劣りますが、札大GPに2年間奪われていた王座を取り戻したのは、侮れないと思います。全社で札大GPはチラ見しましたが、それほど侮れるチームではないと思いましたし、それを上回って出てきたのですから、それなりの評価はしたいところ。先に書きましたがこの大会は引き分けではなくPK戦となりますから、わかりません。上三つが競っているだけに、間隙を縫ってという可能性も(かつてのホンダロックがそうでした)あり得ないことはありません。

高知春野運動公園のCグループ
中国リーグ優勝・島根県、デッツォーラ島根EC(以下島根)
九州リーグ優勝・大分県、HOYO.AC.ELAN(以下HOYO)
四国リーグ2位・高知県、黒潮フットボールクラブ(以下黒潮)
全国社会人優勝・東京都、東京23FC(以下東京23)

本命は九州リーグ優勝のHOYOでしょう。ヴォルカ鹿児島やKAGOSHIMA FCを押さえて、2年連続の出場です。全国の舞台には出てきたばかりのチームですが、なかなかに強さを見せています。
で、問題は東京23です。都リーグ所属ながら、何と全国社会人では並み居る強豪を抑えて無失点で優勝してしまいました。静岡や相模原にも勝っていますし、メンバー的に見ても勝つ力は十分あります。ところがところが、なんと、先週行われた関東社会人大会二回戦で、千葉県の浦安JSCにまさかの敗戦。浦安も天皇杯予選でジェフリザーブスを破ったりしていますから力はあるとは思いましたが、まさか東京23が負けるとは・・・
Y.S.C.Cや相模原がJFLに昇格して、JFLから関東リーグに落ちてくるチームがないなどの場合、二回戦敗退でもベスト8には入っていますので、5位決定戦で関東リーグ昇格の可能性は残ってはいるものの、本命であったはずの関東リーグ昇格を逃す可能性も出てきました。となると、もう一年都リーグでやるか、自らJFLに飛び級してしまうか・・・。東京23については、地域リーグ決勝大会は本気じゃないのではと言うみかたもありましたが、こうなると事情が変わります。必至の戦いで勝ち抜こうとしてくるでしょうから、ここはかなり見物になってきました。元・町田の山下亮介選手が在籍しています。

ちなみに関東社会人大会は、町田が関東に昇格した当時は4日間の4連戦でしたが今は土日・土日の2連戦x2,さらに今年は中一週空いていますから、ホントに楽になりました。

三番手は島根です。ただしここもそこそこメンバーはおり、全社で見た限りそれなりに戦えます。北海道と同じか、あるいは少し上か。ということは引き分けPK勝ち狙いは十分あるので、可能性はあります。
四番手は黒潮ですが、ここは四国リーグ優勝の愛媛FCしまなみが辞退してしまったための繰り上げ出場。元々四国リーグのレベルはもう一つでしたから、さらに讃岐も昨年抜けていますし、黒潮はやや劣るだろうと思われます。
ということは、全チームが勝ち点を稼ぐ可能性が高いため、2位のうちの最上位、2位抜けをする可能性は、Cグループが一番高いのではないかと思われます。

ということで、長くなりましたが地域リーグ決勝大会。もっとも楽しみにしている大会が、まもなく始まります。予選ラウンドは、今週金曜日から日曜日です。
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by abikozelvia | 2011-11-16 00:26