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レンズを通して見たFC町田ゼルビアのこと


by abikozelvia

開幕を前に

膝が重たいです。フットサルのやり過ぎでしょうか。。。。



やっぱり書くかなぁ・・・シーズン予想・・・

昨年は張り切って、開幕を楽しみにしていたのですが、やってみるとJFLは想像以上に過酷。かつ強く、ゼルビアは苦しく。今年は楽しみではあるものの、また苦しい一年が始まるのかという思いもあります。
過酷な戦いは、Jリーグにあがれば毎年のこと。まだJ2のうちはJ1を目指す励みもありますが、早々簡単に昇格できるものでもなく、当分は落ちないように、なんとか真ん中辺を維持してと言う戦いが、まあ、あてどなく続くわけです。
ちなみにJ1昇格のためには、スタジアムが足りません。仮にJ2で優勝して、昇格を認めてもらったとしても、1万人のスタジアムでは、満員でも経営的に苦しい。本格的にJ1を目指すなら、少なくも2万人、出来るなら3万人以上のスタジアムの確保(もちろん練習場もですが)と、満員に近いお客さんが必要です。ということは、しばらくはJ2でがんばるしかないわけで、目標があってやりがいのある今年は、幸せなのかもしれません。

ゼルビアの目標は優勝です。
代表 優勝ですよね! 監督?
監督 はい(ちょっと一泊あった気もしましたが(爆))

などというやりとりもありましたが、目標は優勝でも合格点は4位です。着実に、確実に、4位を確保して、その上で上ずみを期待しましょう。JFLは甘くありません。

さて、開幕を迎えるゼルビアの出来ですが、6割というところでしょうか。怪我の石堂和人はフル練習に復帰。深津康太もボール練習に参加できるようになってきており、開幕スタメンはともかく、ホーム開幕か、あるいはその次のツエーゲン金沢戦当たりには、スタメン争いに参加できるようになっていると思います。しかしながら、戸塚監督が目指した完成度を100点とするならば、今のゼルビアの出来は60点くらいだと思っています。前回書きましたように、戸塚監督はメンバーを固定してきわめて完成度の高いチームを目指しました。それに対して相馬監督は連携の練習がきわめて多いですが、メンバーはその都度入れ替わっています。従って昨年の良いときや一昨年のように「絶妙」とまではゆかないかもしれませんが、メンバーに変更があっても戦力ダウンは軽微で、この60点を下回ることはないだろうと見ています。
昨年のゼルビアを見ていまして、おそらく通年で平均すると、やはり60点程度の出来で1年を戦ってきたように思います。開幕直後の連敗の時期は20点、30点。その後、宮崎でのホンダロック戦なども50点を大きく下回る出来だったでしょう。前期のFC琉球戦、アルテ高崎戦、三菱水島戦。後期の刈谷戦、三菱水島戦なども、50点つけるのも厳しい出来でした。それでもあの程度には戦ってこれたわけです。また今年は、同じ60点と言っても、基本的なベースが昨年よりも大きくアップしています。中学生の60点と高校生の60点なら当然高校生の方が上。そういう基本差が今年はあります。従って60点のスタートでどうなの? と問われれば、「かなりやれるだろう」と見ています。

JFL全体を見回しますと、昨年はSAGAWA SHIGA FCが1位で三菱が18位で、その中間は団子状態で僅差で続いていた時期が長くありました。最終的にはSAGAWA SHIGA FCまで含めて、なだらかな曲線で順位は続いていたわけです。

今年はというと、大混戦ではあるだろうと思いますが、私は上位グループ、中位グループ、下位グループと3つに分かれそうな気がしています。それも、上位と中位は少し差がつき、中位と下位グループは接近しているのではないか。ということは、優勝(4位)争いはハイレベルで大混戦となり、降格争いも5~6チームが対象となって激しく争われるだろうとみます。昨年の優勝勝点は66でしたが、例年の中でもかなり低いほうでした。今年はおそらく70点台の真ん中。4位のスコアもおそらくこの66に近いところまであがるのではないかと思っています。従って下位に取りこぼさないこと、上位とは悪くても引き分けを確保すること。その確実な積み重ねをしてゆかないと、取り返すことは難しくなってくるように思っています。
by abikozelvia | 2010-03-11 20:00